古い体を一度燃やして新しく生まれ変わる・・


by shastasheen170
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jyagatara

君が
その白く細い腕に
包丁をあてがい
自分を人質にとりながら
ご飯を食べたいと
半ば脅迫じみた表情で
叫ぶ

嘘だろうと
半ばにやけて傍観すると
君は左手首を切り落とし
貴重なAB型RHマイナスの血を
まき散らしながら絶命した

俺は困り果てて
まずは凶器を隠ぺいしようと
裏路地を彷徨い歩く
かつてエロ本の捨て場所を探した
あの頃を思い出しながら
家屋とビルの隙間に潜り込み
そっと
血まみれの包丁を置いてきた

そうして見つからないように
再び通りに出たつもりだったが
背後から急に声をかけられ
振り返るとそこには
東南アジア人
かろうじて知っているタイ語で話しかけてみたが
表情は硬く崩れず
そのまま発した彼の一言
「俺ジャカルタ人」
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# by shastasheen170 | 2011-01-13 09:26

ライブに関する考察2

前章では、「ライブハウスが盛り上がっていない」理由についてを、その場を構成する集合体から分析してみました。そして、現段階での仮定は、

・ライブハウスだからといって、すべての客が音楽に興味があってきているわけではない
・演奏側はそれを考慮して演奏はしない
・結果生じる表現者と受け手の間の隔たりが、つまらないライブを引き起こしている。

ということです。


それではここまでに話してきた演奏者と受信側の隔たりに対して、会場全体が盛り上がるライブをするにあたって、意識すべきところは何かという大切な点について述べたいと思います。

わたくし、これを一言で申し上げたいと思います。それは、

「ライブはプロレスである」

ということです。

プロレスはみなさんご覧になったことがあると思います。
裸のおっさんがパンツ一枚で投げ合ったり殴りあったりフォークを額に刺したりパイプ椅子で殴りあったりするアレです。

プロレスが、いわゆるプロレスファンを巻き込んで、特異な熱気を発するに至るのには理由があるのです。それはあれがどれだけ完成したエンタメであるかという点に尽きます。

考えても見てください。
友人とションベン横丁で飲んだ帰りに、道行くリーマンがやおら裸になってパンツ一枚で脳天杭打ちとかを始めたらどう思いますか?・・・まった、これは面白いな。例えを過ったわ。

再度。

たとえばプロレス会場に足を向け、席に着いたものの今日のカード(試合)の案内もなく、試合開始と思いきや、特に入場テーマも流れず、リングアナウンスもなく、レスラーの紹介もなく、「試合を始めます」とだけ言って、客にアピールもせず場外乱闘もせず、延々と試合をしてフツーに帰って行ったらどうですか?

面白いわけがないですよね。

プロレスというのは格闘技ですが、私たちはそこだけを見に来ているのではない、ということが肝心であり、またプロレス自体もそこを大いに理解していると思います。
団体間の衝突、裏切りと遺恨、ヒールとベビーフェイス、ミステリアスなマスクマン、垣間見えるストーリーとロマン、乱入、夢、一生懸命さ、汗、必殺技、そしてたどり着くチャンピオンへの道。

わたしたちはプロレスに、それだけのものを期待しています。そしてそれらすべてがこれ以上ない純然とした形で混じり合い、最高のエンターテイメントへと昇華したその時、わたしたちは周りも見えずに必死で声を枯らして叫んでいることでしょう。

そして音楽のライブもまさにそうあるべきなのです。

ミュージシャンとしてはライブハウスで音楽をするのは正しいのですが、客はまさに「そこだけを見に来ているのではない」のです。なぜなら聞くだけなら家でCDを聞けばいいのですから。
生身の人間が生身で繰り広げる何か、それはドラマでありロマンであり、すべからく観衆を巻き込むものであるべきだと思うのです。
お客さんから「なんかいいいよねー」と言ってもらうのを待つだけの、しょっぱい試合ではなく、それこそ場外乱闘でも起こして、観衆全体を巻き込むようなものこそがライブだと思うのです。
なぜならテレビでは場外乱闘に巻き込まれることはできないので、それはまさにライブのみで味わえる高揚感、臨場感であるからです。

ここまでいってもピンとこないプロレスを知らない方たちに、仕方ないのでちょっとアドバイスをしましょう。次のライブで参考にすることをお勧めします。

1.入場の際には荒縄を振り回しながら客席を一周、アテンションを向けさせる。その間にメンバーはセッティング

2.メンバー紹介は簡潔に誰が誰を憎んでいるのか、現在ベルト(バンド内イニシアチブ)を誰が持っているのか説明、また今日客席に他の団体(ほかのバンドの引き抜き)の刺客が来ていないかを匂わす

3.イントロのリフが始まった時点でゴングを待たずに歌いだす。

4.それに対してメンバーはチャイナシンバルなどで頭を叩きましょう、血が出るとなおよし。

5.おきて破りの逆ボーカル、としてギタリストなどが歌を歌ってみましょう。ライバルの必殺技を使うと盛り上がります。そこで喧嘩をしてギタリストは切れて退場しましょう。

6.その後の演奏がずたずたで何度も高音が出なかったり、チューニングが合わなくなった時は床に倒れこみましょう。きっと観客は声援を送ってくれます。声援が来たらじっくり溜めて後に挽回しましょう。

7.あらかじめ仕込んでおいた刺客に、「エーッ!オラーッ!こんなバンド潰してやんよ!」と乱入させましょう。

8.そして彼らに演奏させ、割としっかりと最後まで歌わせましょう。「結構うまくね?」さあ、客席がざわめいてきた、ピンチ!

9.彼らに勝つにはあの曲しか・・しかしギタリストはもうやめてしまって今はギターが足りない・・と!そこにハーレーに乗ったギタリストが客席から乱入!「待たせたな」戻ってきやがった!

10.再び一つになったところで最後の曲を演奏。刺客は「終わりじゃねえぞ!始まったんだぞ!?ア"ーッ!?」と捨て台詞で退場。ベルトを保持できたバンドへ客席からの大コール。

以上です。
これより面白いライブができる人がいたら教えてください。見に行きます。
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# by shastasheen170 | 2010-09-25 12:19 | 日記

ライブについての考察1

先日久方ぶりに友人のライブを見に行きました。

ちなみに「久方ぶり」は友人ではなく、ライブに行くほうの修飾語です。そうなのです、わたくしはバンドでボーカルなどとのたまう割には、まったくと言っていいほどライブに足を運ぶことに興味のない男なのです。

なんで興味がないか。単純に言えばつまんないからです。
十年前くらいからバンド的な活動を始め、当時大学生くらいだった仲間のライブを見に何度か足を運んだのですが、全般的に言えるのは、

「勝手に出てきた何者かが、説明もなくよくわからない歌を歌って帰って行った」

という印象だけが残る、ということです。

あらかじめ断っておきますが、わたくしはプロでもなければ音楽的知識もない、バンドこそやってはいますが、それははっきり言って友達思いのメンバーに集まってもらっただけで、つまりこれは間違いない「素人」の意見なのです。
なのでもしかしたら、奏者の皆様におかれましては、すんごくアカデミックでヒストリカルでクラシックでオウセンティックなことをしているのかもしれませんし、事実大変音楽にこだわっているバンド方はたくさんいらっしゃると思います。

しかし悲しいかな、その会場に何人の同様のプロがおり、その表現をすべて理解できましょうか?
少なくともわたくしには大きな違いや細かなこだわりが理解できません。
無論わたくしのみならず、見た限り常に、彼らの表現したいことと、それを聞いている人間の間に激しい隔たりが存在する様に思えるのです。
なぜか?
会場の中で音楽に興味のある人の絶対数が少ないからです。
まさか!ライブハウスなんだよ!というあなたの気持ちはわかります、しかし、
これまわたくしの見解であり、程度や規模にもよりますが、小~中規模のライブ会場を構成する内訳はだいたい以下の通りです。

出演者・・2割
バンド関連(プロ、バンド仲間)・・1割
小中高大の同級生・・2割
職場の友達・・2割
友達の友達・・1.5割
血縁郎党・・0.5割
スタッフ・・0.5割
その他(間違えて入ってきた人、犬、ネコ、ゴキブリなど)・・0.5割

上記のとおり、すでに有識者は多くて3割程度、仮に50人のお客と数匹の犬と猫がいる場合は、実に
35人強が

「さっきから全部同じ曲に聞こえる」

という顔で、しかしわからないのは自分のせいかな、職場のナントカくん、あんなにがんばってるし、ちょっと体でもゆすってみようかな、おーい、きてるよー、ここだよー。と誰もがよくわからないテンションのままなんとなくノっているフリをし、猫と犬は互いに喧嘩を始めるのであります。

また、そんなにも音楽に興味がないなら来なければいいのに、と思う方もいるでしょうが、実際になぜ来たのかを問うと、これも以下のように類型できるのです。

・かっこいいところが見たかった
・彼らの歌が好き、ファン
・職場で見れない一面に興味があった
・彼氏(彼女)だから
・来てほしいと歎願された
・来ないと殺すといわれた
・電車賃を出すといわれた
・楽屋にお邪魔してアーティストの関係者、という気分に浸りたかった
・数少ない枠からゲストをとったといわれた
・前売りで入ってもらうが、必ず後で金は返すといわれた
・新聞をとってやるといわれた
・息子の晴れ姿がみたかった

ご覧頂いたように、純粋にパフォーマンスを期待して来ている人は最初の2系統のみ、あとはすべて副産物からの影響力によるものである。

つまり前述の2つの例示から何が言いたいかというと、

「純粋に音楽ファンだけ集めて、かつ盛り上がるライブをやるのは不可能」

ということです。


つづく
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# by shastasheen170 | 2010-09-25 10:29 | 日記

すこしずつ

こんなの久しぶりだよ 
みんなでごはんたべるのってたのしいね 
うれしい
おじさんシューアイスをかってくれた
あまくてつめたいなつやすみのさいしょのひ

おふとんでママとおじさんがはだかだった
きょうからおじさんのことパパと呼ぶの?
おりこうにるすばんしてるわずっと
ふたりがいなくなったなつやすみのさいごのひ

でもねママ
あたしはすごくやだ
新しい
パパがたまにまだ
わたしのからだ
触るのがやだ
でもねまだ
ママに言えないまま

いもうとは
昨日からないている
ママに会いたくてまだ泣いてる
いもうとがおなかをすかせてる
ママあたしもおなかがすいてる

いもうとがもう泣き止んでいる
昨日からずっと眠っている
いもうとがみるみる固くなる
いもうとがだんだん黒くなる
いもうとがすこしづつくさる
ママはパパとどこかにいなくなる
いもうとがすこしずつくさる
ままこのままじゃあたしもくさる

期待できない姉妹の未来
床に並ぶ二体の死体
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# by shastasheen170 | 2010-09-22 01:36

Drawn in the law

覚えのあるあの匂い

それは

かつて住んでいたマンションのもの

俺はそこで目が覚めた

再び戻ってきたのか

あるいは

いままでのそれからが

あたかも

すべてが夢や幻の類いで

おれはずっとここにいたのかもしれない

ともあれ、かつての居住空間で

目を覚ますのは

まるで過去を取り戻した気分になる

だんだんとはっきりしてくる意識の中で

居間の物音に気づくと

親父

別れて家を出たはずの親父がいる

あれからずっとここに住んでたんだ

真面目だけど

娯楽や笑いの知らない人で

それは法律的にどうなのか?が

口癖の男だった

親父はすっかりうらぶれていて

よれた半袖のシャツを

着るというよりは纏っていて

鳥の糞でペイントされたサンダルを

部屋の中でもつっかけていて

貧しさから覚えたのであろう

悲しそうなお追従笑いを浮かべていて

俺はそれが

悲しくて、

懐かしくて

初めて親父を食事に誘った

滅多にない非日常に心を躍らせ

無邪気にはしゃぐその勢いでか

俺に女を紹介しろといってきた

法律的にはもう問題ない、と

俺は

法律的に紹介する義務はないと回答すると

発狂した親父は

奇声を上げて駆け出した

追いかける気もなく

脇道のカフェに腰をかけ

大通りで大暴れする親父を

しずかに眺めていた

ゴミの分別は性別でもわけなきゃだめだろうが

法律的にはコーラの空き缶は女だろうが

そう叫ぶ彼はトンカチで

次々人の頭を割った

息子が女を紹介しないから殺さなくてはいけなくなった

その主張に

一斉に皆から目を向けられる俺

法律的に俺のせいなのか?

そうなのか?
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# by shastasheen170 | 2010-08-20 10:38

引責

いきさつなど分からない

必要だから声がかかったのだろう

俺は既に引退した身であったが

長官からの呼び出しに応えて

再びジャンボジェットの操縦席へと座った

歴戦の俺の戦果を知る副操縦士は

尊敬の眼差しで俺を見つめる

アテンションプリーズ

これより当機はサンフランシスコへ向かいます

操縦桿を握りながら俺は

味気ない事この上ないと思った

大戦後、確実に進歩を遂げていた技術は

今やオートパイロット機能が

勝手に操縦をして腐る

離陸さえすれば後は勝手に飛んでいくようだ

俺は興ざめな気分で、上空3万フィートで居眠りを始めた

しばらくすると、

副操縦士が俺を揺り起こし

目の前にはビルが建ち並んでいる

高度は著しく下がり、あわや墜落寸前

どうしてこうなったのかという問いに

コンピューターが

夏休みに初めてのアルバイトを始めた高校生のごとく答えた

「だってぇ、おてがるAコースっていったじゃないですかぁ」

国外まで飛ぶブログラムではなかったらしい

飛行機は激突を避けるために急旋回し

動物公園へ胴体着陸

奇跡だ助かった、と

俺は喜び勇んで窓をぶち破って外に飛び出す

背中から旅客からの怒号が飛び交う

振り返ってみると、亀裂の入ったタンクが

血を吐くように燃料を漏らしている

今にも引火しそうな事に気づいた俺は

命からがら白鳥の池に飛び込んだ

刹那

水中まで届く衝撃波

顔を上げると

副操縦士も

キャビンアテンダントも

新婚も

老夫婦も

ガキも

宗教家も

ビジネスマンも

売春婦も

白クマも

オオワシも

キリンもゾウもタランチュラも

みんな燃えていた

ふらつく足取りで

炎に包まれた

男か女かも分からない何かが

指先だけで

責めるように俺を指差していた
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# by shastasheen170 | 2010-08-14 01:39 | 日記
電車の陸橋

その下を通る大きな川で

女子中学生が泳いでいる

煌めく髪と肌を

俺は土手から眺めている

背後からの視線に気づくと

私服警官がこちらの様子をうかがっている

俺は

そんなつもりはないという仕草で立ち上がり

近所のパチンコ屋に避難した

生まれて初めてのパチンコで

意味の分からぬまま大当たり

じゃらじゃらと溢れ出す玉を集め

カウンターに並ぼうとしてはたと気づく

これ、しじみだ

玉の代わりにしじみが一杯になっているが

当然景品と交換してくれる訳もなく

俺は失意の中で再び町を歩く

高台の神社から夏祭りの音が聞こえてくる

誘われるように石段を登ると

バイヨン

アンコールワットが目の前に広がっている

不思議な気分だけど

前からそうだったような懐かしさもあり

俺は散策を続けていると

もうすぐ離陸だ、と急に声をかけられた

次の目的地へ行く飛行機がもうでてしまう

俺はシートについて

シートベルトを締めたが

ぬぐい去れない不安に教われたまま動けない

それもそのはず

この飛行機の燃料はヘリウムだというではないか

ふわふわと漂うように飛ぶジャンボジェットの中で

横の女はずっと俺の手を握ってくれていた

慈愛に満ちた目で俺を安らげてくれる

でも、電話番号を尋ねたら

教えないって断られちゃったよ
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# by shastasheen170 | 2010-02-09 01:06 | 日記

25 歳

今夜はだめ

君は首を振る

まるで譲るつもりなどなく拒む

タダではさせぬという

無駄な誇りが邪魔をするのなら

君にこだわる理由もなく

金で買える女でも抱く

若くなく

かわいくもなく

そんな女に手間はかけられぬ

僕らが抱くのは25歳までの女

僕らが抱くのは25歳までの金で買える女

裸になる

愛する振りをする

金で買えぬ女などなく

僕の胸も楽になる

無駄な言葉をかけずにすむのなら

病気になるリスクはわかる

逮捕されるとしても構わぬ

上手くやる

ぬかりなくやる

明日を恐れてこの場にとどまらぬ

金を渡すと君は笑う

無邪気にはしゃぐ振りに戸惑う

君の心に僕はとどまらぬ

興味一つ持たずに君は流れるテレビを眺めるただ眺める

そんな君を僕は眺める

これで二度と会えぬとしても構わぬ

届かぬさよならをいうよ

僕らが抱くのは25歳までの女

僕らが抱くのは25歳までの金で買える女
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# by shastasheen170 | 2010-02-01 03:01 | 日記

チロ

チロ

チロじゃないか

ミニチュアシュナウザーの隣に

鎮座ましますのは

チロじゃないか

しかし君は

犬だとばかりおもっていたが

いつの間にか五厘刈りに刈り上げた

浴衣の少年に変わっていたとは

水臭いな、言ってくれよ

そんな君はもの言わず俺を先導する

浴衣の裾を翻し

お面、ハッカパイプ、あんず飴の出店が左右に並ぶ石段を

脇目もふらずに上っていく

そして頂上近くで君は

仮設便所へ俺を誘い

用を足している間に

居なくなってしまった

あわてて君の後を追い外へ出ると

ラサ

俺はラサに立っていた

何故か読める看板に従い

古い木造の二重扉の

天使の住む家という場所へたどり着くと

どこからかパキパキというラップ音が聞こえた

そしてそれは天使の声

天使は俺に「骨」という字を書いてみろという

複雑なバランスでできた文字

四角の大きさが定まらず

逃げ出した俺は赤羽行きのバスに乗った

そのバスに並走するかのように

原付の左右にゴジラのハリボテを装飾した

我が友人がこちらに呼びかけている

俺はバスを降りて話しかけると

彼の腹の辺りの肉はすべて漉そぎ取られていて

代わりにアクリル板が貼付けられている

そんなスケルトン仕様の腹筋を自慢げに

いつ見ても内蔵の調子がわかる、と得意げな君

なるほど確かにピンクで美しい

長生きしそうで喜ばしいよ

ずっと友達でいてくれ
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# by shastasheen170 | 2009-12-26 02:31

最低でも金

もうちょっとだけ

邪悪なところに行ってもらうよ

スーツの男がドアを開けた

カフェテリア

全面採光のガラス張り

眩しいほどに

明るくていいところだと思う

観葉植物の脇のテーブルについて

対面をみるや

ブス

ブスが座っている

肌の荒れた沙悟浄のようだ

ブスなんだ

ブスなはずなんだが

なんだこの、やぶさかでない感じ

彼女の着たるは

女子大のカレッジジャージ

これが若さか

すると間もなく

彼女の仲間も集まってきた

わいわいがやがやうひひおほほ

女子大生らと会食

レスリング部の彼女たちは

揃いも揃ってブスばかりだったが

なんとなく嬉しかったし

なんとなく邪悪だった

目指せよ五輪
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# by shastasheen170 | 2009-12-10 11:09 | 日記